目次
第一の環
第二の環
第三の環
第四の環
第五の環
第六の環
第七の環
出発!
出会い
自己組織化
蜂起
全権力をコミューンへ!
焦点を合わせる(2009年1月)
テロリズムあるいは悲喜劇
テロリストはどこにいるか
キリスト像とカテナリー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
110
革命とストライキの国、フランスもの翻訳。アジテーション的であんまり。この本が有名になったのは2008年、サルコジ政権下、タルナック事件。コミューンの若者が鉄道に細工して電車を遅らせたのが、テロ容疑。で、この本持ってたのが証拠って、宗教裁判か2025/11/07
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5
資本主義、国家という装置の捕獲から逃れること。そして蜂起の内にコミューンとして自己組織化すること。コミューン、「それは過酷な抑圧を生き延びる出会いの悦びである。それは「われわれ」と呼び合うようになることであり、それが出来事になることである」。アナキズムは決してただ否定的なだけの思想ではなく、絶望の中に可能性を見いだすのだ。「根源的な状況にあることの特権とは、その状況を正確に把握すれば、必然的な成り行きとして革命に行き着くということである」!2016/11/13
naoya_fujita
3
就職活動をしている学生に読ませてリアクションを見たくなる本。2011/03/21
Rion
2
国民国家を生み出したフランス自体に、国民国家の限界が来ていることはISの出現などからも伺える。テロリズム、環境という名の消費ラベリング、労働者の疎外、警察についてなど、それぞれのテーマの論考が面白かった。どれも小論文が集まって書かれているため、わかりやすかった。2015/12/17
代理
2
『序』はおもしろい。あとはつまらない。「危機自体、国家に管理されたもの」って発想は、自然災害が少ない地域だからだろうなと思った。2012/02/17




