越後毒消し売りの女たち―角海浜消えた美人村を追う旅

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784779113628
  • NDC分類 214.1
  • Cコード C0020

出版社内容情報

特異な運命を辿った集落の歴史追う謎解きの旅!「毒消しゃいらんかね」宮城まり子の唄で歌われ、越後の美しい女たちが全国をけなげに毒消し(腹痛薬)を持って行商した村は消滅した。その村には意外な歴史が秘められていた…。

第1章 角海浜 ―― 越後 毒消し売り発祥の地 
1 旅立ち 
2 角田山 
3 越後の毒消し 
4 村落の歴史 
5 魅力的な女達 
6 村めぐり
第2章 福井村 ―― 歴史的村落に囲まれた蛍の里 
1 蒲原平野今昔 
2 想い出の新潟 
3 万客往来 
4 能登の影 
5 名工発祥の村 
6 北前船の寄る浜 
第3章 越前浜 ―― 越前朝倉氏の血統を守る誇り高き村 
1 広がる出会い 
2 越前浜に入る 
3 村の形成 
4 由緒ある村 
第4章 「長岡」―― 敗者を貫く反骨の精神 
1 戊辰北越戦争 
2武士の誇り 
3 小藩の悲哀 
4 長岡の英知 
5 江戸末期の状況 
6 角海浜の秘密

内容説明

「毒消しゃいらんかね」宮城まり子の唄で歌われ、越後の美しい女たちが全国をけなげに行商した村は消滅した。その村には意外な歴史が秘められていた…。特異な運命を辿った集落の歴史を追う謎解きの旅。

目次

第1章 角海浜―越後毒消し売り発祥の地(旅立ち;角田山 ほか)
第2章 福井村―歴史的村落に囲まれた蛍の里(蒲原平野今昔;想い出の新潟 ほか)
第3章 越前浜―越前朝倉氏の血統を守る誇り高き村(広がる出会い;越前浜に入る ほか)
第4章 「長岡」―敗者を貫く反骨の精神(戊辰北越戦争;武士の誇り ほか)

著者等紹介

桑野淳一[クワノジュンイチ]
1951年新潟県柏崎市生まれ。日本旅行作家協会(兼高かおる会長)会員。学生時代より海外を歩き、広く海外の紀行書を刊行している。三重県津市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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shosho

0
海と断崖に囲まれて海路でしか結ばれない不便な地にあった、毒消し売りの行商で知られた豊かな村の成り立ちを辿るところが面白かった。現在は海岸線が後退して跡形もなく、成立も伝承によるところがロマンを感じる。2015/01/02

マトコ

0
新潟の日本海と絶壁に挟まれた村、角海浜。角海浜は美人の村だという…なにを根拠に、とも思いましたが、帯の「集落の歴史を追う謎解きの旅」とあり、惹かれました。村民は漁業や農業を生業とせず、薬を全国に売り歩く。しかも女性が。なぜこのような生活を選択したのか、彼らはどこからきたのか。その謎に迫る本です。が著者の「美人は心が優しい」と妄信しているのが納得いかないなぁ2013/05/31

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