出版社内容情報
韓国における近・現代史学界に対して「自国中心主義の狭い見方を飛び越え、世界史的観点に認識の地平を広げて再検証しなければならない」として、一国的歴史観からの脱却を唱える著者による朝鮮半島を巡る国際関係史。
内容説明
「自国中心主義の狭い見方を跳び越え、世界的観点に認識の地平を広げて再検証しなければならない」。一国的歴史観からの脱却を唱える著者による朝鮮半島を巡る国際関係史。
目次
英露対決と韓(朝鮮)半島
東アジアを取り巻く英露の対立とその余波
欧米列強との修交と韓国
韓半島における英露対立とその余波
日清開戦と欧米列強
日清講和と欧米列強
三国干渉と欧米列強
閔王后殺害と欧米列強
露館播遷と日露の相互牽制
ロシアの旅順・大連占領と列強の対応
米・英の対日支援と韓国
世界史的観点での問題提起
著者等紹介
崔文衡[チェムンヒョン]
1935年ソウル出身。ソウル大学校文理科大学史学科卒業。西江大学校大学院(文学博士)。米国シカゴ大学修学。漢陽大学校人文科学大学教授・学長、韓国・歴史学会会長を歴任。現在、漢陽大学校名誉教授
齊藤勇夫[サイトウイサオ]
1928年中国・旅順市生まれ。大阪府立化学工専(現・大阪府立大学工学部)燃料科卒業。日本大学工学部工業化学科卒業。三菱ガス化学技術部に勤務。定年退職、韓国・台湾向け技術顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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