出版社内容情報
玉砕の島テニアンから軌跡の生還をして60年。ひたすら患者と向き合い医療のあるべき姿を模索し、後進を育てた孤高の医学者を語る72編。
内容説明
玉砕の島テニアンから奇跡の生還をして60年。ひたすら患者と向き合い医療のあるべき姿を模索追究し、後進を育てた孤高の医学者を語る72篇。
目次
第1部 リレー・エッセイ 医学の道―本間日臣の復活(本間日臣先生の復活;本間日臣先生と私の臨床;初代教授となられた先生から学んだこと;呆れ顔と、でれでれ顔;特別な感銘を与えてくれた戦争体験記 ほか)
第2部 『若い医学徒への伝言』抄(序に代えて 郷愁―『サザーン・クロス』頌;玉砕の島テニアンから生き延びて―「サザーン・クロス」;故室生犀星氏葬儀に際しての病状経過報告)
著者等紹介
二宮英温[ニノミヤヒデハル]
1935年生、山口県田布施出身。早稲田大学卒業。広告代理店勤務の後、1975年(株)コーマスを設立。1997年に青年医師の子息を輪禍で失い、その遺志継承としてNPO法人PEGドクターズネットワークの設立に参画、現在、事務局長。公開講座やPDN通信発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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