出版社内容情報
本書は、西欧服飾の通史、特に服飾全体をリードした軍服の歴史をたどり、それが今日のスーツ・ファッションにどう影響を与えているのかを、時系列的に概観する。
内容説明
スーツ型衣服の原型はルイ14世時代の軍服。ダブルのブレザーの語源は英海軍の軍艦「ブレザー」。トレンチ・コートは本来「塹壕用のコート」の意味。われわれが日常身につけている洋服のスタイルは驚くほどミリタリーに由来する。
目次
1 スーツの章
2 ブレザーの章
3 コートの章
4 ネクタイの章
5 ブルゾンの章
6 勲章の章
7 靴の章
8 鞄の章
9 帽子の章
10 腕時計の章
11 その他のこぼれ話
著者等紹介
辻元よしふみ[ツジモトヨシフミ]
戦史・服飾史研究家、詩人。1967年岐阜市生まれ。早大卒。読売新聞記者。日本文藝家協会、日本ペンクラブ各会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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