出版社内容情報
時代・階級・人種・ジェンダー……さまざまな制約のなかで、格闘し、働き、生産した女性たち。「女性と仕事」をテーマにみる、19~20世紀初頭の米文学のヒロイン像。
内容説明
女性はつねに働き、社会を支えていた。時代・階級・人種・ジェンダー…さまざまな制約のなかで、格闘し、働き、生産した女性たち。「女性と仕事」をテーマに読み直すアメリカ文学のヒロイン像。
目次
第1部 誇り高きハウスキーパーから女性芸術家へ(「理想の家庭婦人」になるために―スーザン・ウォーナー『広い、広い世界』;女たちの西部史―キャロライン・カークランド『新しい家庭続くのはだれ?』;荒野に夢をかけた女たち―ローラ・インガルス・ワイルダー『小さな家』シリーズ ほか)
第2部 南部を証言する女たち―農園主夫人・女性奴隷・女性農園主(イギリス女性の奴隷農園体験記―フランシス・ケンブル『ジョージア州プランテーション滞在記録』;サザン・レディの内部告発―メアリー・チェスナット『メアリー・チェスナットの南北戦争』;黒人女性がペンを執るとき―ハリエット・ジェイコブズ『ある奴隷娘の生涯で起こった出来事』 ほか)
第3部 都市で働く女たち―賃金労働から女性の連帯へ(「醜い」女工の美しい秘密―レベッカ・ハーディング・デイヴィス『製鉄工場における生活』;意義ある労働を求めて―ルイザ・メイ・オルコット『仕事』;若い娘が都会で働くとき―ドロシー・リチャードソン『長い一日』 ほか)
著者等紹介
野口啓子[ノグチケイコ]
津田塾大学教授
山口ヨシ子[ヤマグチヨシコ]
神奈川大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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