アメリカ文学にみる女性と仕事―ハウスキーパーからワーキングガールまで

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アメリカ文学にみる女性と仕事―ハウスキーパーからワーキングガールまで

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  • サイズ A5判/ページ数 276,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779111419
  • NDC分類 930.29
  • Cコード C0098

出版社内容情報

時代・階級・人種・ジェンダー……さまざまな制約のなかで、格闘し、働き、生産した女性たち。「女性と仕事」をテーマにみる、19~20世紀初頭の米文学のヒロイン像。

内容説明

女性はつねに働き、社会を支えていた。時代・階級・人種・ジェンダー…さまざまな制約のなかで、格闘し、働き、生産した女性たち。「女性と仕事」をテーマに読み直すアメリカ文学のヒロイン像。

目次

第1部 誇り高きハウスキーパーから女性芸術家へ(「理想の家庭婦人」になるために―スーザン・ウォーナー『広い、広い世界』;女たちの西部史―キャロライン・カークランド『新しい家庭続くのはだれ?』;荒野に夢をかけた女たち―ローラ・インガルス・ワイルダー『小さな家』シリーズ ほか)
第2部 南部を証言する女たち―農園主夫人・女性奴隷・女性農園主(イギリス女性の奴隷農園体験記―フランシス・ケンブル『ジョージア州プランテーション滞在記録』;サザン・レディの内部告発―メアリー・チェスナット『メアリー・チェスナットの南北戦争』;黒人女性がペンを執るとき―ハリエット・ジェイコブズ『ある奴隷娘の生涯で起こった出来事』 ほか)
第3部 都市で働く女たち―賃金労働から女性の連帯へ(「醜い」女工の美しい秘密―レベッカ・ハーディング・デイヴィス『製鉄工場における生活』;意義ある労働を求めて―ルイザ・メイ・オルコット『仕事』;若い娘が都会で働くとき―ドロシー・リチャードソン『長い一日』 ほか)

著者等紹介

野口啓子[ノグチケイコ]
津田塾大学教授

山口ヨシ子[ヤマグチヨシコ]
神奈川大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

16
19世紀ヴィクトリア朝時代から1900年前後までの女性労働の変化を、文学作品から読み取った解説書。女性は家庭にあるもの、とされつつも南北戦争を発端にした時代の変化で、男が外で働くだけでは生活が維持できなくなっていく流れ、女性の労働がまともに取り扱われることは少なく、それでも生きるために女は働く。そんな姿が高邁な文学作品ではなく、一般大衆が手に取る読み物小説の中にしっかりと描写され、21世紀の私たちが、彼女たちの喜びや憂鬱を知ることができる。物語はいいな、と思いました。面白かったです。2021/06/16

シャム

5
ヴィクトリア朝の家庭を守る貞淑な女性像と、仕事を通じて自立しようとする女性の葛藤。結婚とは家庭と夫に尽くすことを指し、結婚と仕事は両立することが出来ない。本書には色々な小説が載っていたが、結婚を通じて女性と男性が平等に書かれた唯一の作品はローラ・ワイルダーの「小さな家」のみであり、これは開拓という過去な環境下では家族が一丸となって働かなければ生きていけないという背景があるからだった。働きたくても女性の就ける仕事がない、結婚することでしか生きる術がなかった時代は辛いと思った。2020/12/03

Mana

5
南部の農園主夫人のメアリー・チェスナットの日記の解説目当てで読んだ。ハリエット・アン・ジェイコブスも載ってた(刊行時はある奴隷少女に起こった出来事は未刊行時は)けど、メアリー・チェスナットの日記もどこか翻訳してくれないかな。奴隷制肯定っぽいから無理かな。2018/07/11

まつ

4
アメリカの女性作家が書いた小説の主人公の仕事(それは結果生き方)を 考察した本。本書内で取り上げられている作品は13編。読んだことのない物も含まれているのでそこにも興味を引かれる。時代の変遷と共に仕事が変わり生き方が変わっていくのは現代も同じ様に思われるが、今があるのも長い間の女性ならではの世の中との戦いだなーと思わされる。2014/08/06

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