内容説明
会員誌『選択』に十年以上にわたって書き継がれてきた本をめぐるエッセイ132本を二冊本にまとめる。まことに「言葉の灯」を頼りに歩いてきたと述懐する著者の全貌がいま明かされる。
目次
ランボーとみすず
おそめ一代哀楽の記
徒手空挙の戦い
過ちを改むるに…
事件は事件に開け
お屋形さま、ごめんなされ
ダイエット大作戦
人と出会うこと
規範なき時代に
ある断金の交わり〔ほか〕
著者等紹介
河谷史夫[カワタニフミオ]
1945年生まれ。早稲田大学第一政治経済学部政治学科卒業。70年、朝日新聞に入り、社会部、社会部デスクを経て企画報道室編集委員、編集局特別編集委員、論説委員を歴任、2010年、退社。社会部時代は警察、教育、公費天国批判キャンペーン、農政などを担当。「幻の童謡詩人・金子みすずの発見」を報じる。また、昭和天皇死去の前後、東京に広がった自粛の風景を連日「自粛の街を歩く」という詳細なルポにした取材班のデスク兼キャップ。92年から2年4カ月、コラム「きょう」を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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