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内容説明
数値化し、抽出し、生成する。満たされない心に効く科学。ストレス社会を生き抜く技術を話題の「癒し工学」提唱者が伝授。
目次
第1章 わかるようでわからない「癒し」の正体(人は「癒す」より「癒されたい」と願っている存在;癒しの3要素「共に在る」「受容される」「自分を取り戻す」 ほか)
第2章 人はなぜ「癒し」を必要とするのか(癒し工学が与えてくれる癒しとは?;癒しと恒常性、治療、リラクゼーションの関係 ほか)
第3章 癒しを思いのままに操る―自分の居場所を取り戻す(イヤな記憶を定着させない3秒ルール;5秒間目を瞑れば、頭のなかがリセットされる ほか)
第4章 癒しのコミュニケーション論―快適な関係を築くために(「自分が知らない自分」に気づくための窓;メールで顔文字を使う人が多いのはどうしてか? ほか)
著者等紹介
北岡哲子[キタオカテツコ]
東京工業大学大学院理工学研究科・機械制御システム専攻及び男女共同参画推進センター助教。2009年、東京工業大学において博士号(工学)を取得。異分野から工学の世界に飛び込み、オリジナルの「癒し工学」を提唱。工学・心理学・脳科学・芸術を結びつけた学際的研究に従事している。「癒し工学研究会」主査(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kikuyo
22
「共に在る」「受容される」「自分の居場所を取り戻す」が癒しの3要素。2017/09/18
太鼓
7
メンタルコントロールの一種です。2016/02/15
terry0511
1
癒しを何となくではなくうまく使いこなそうとする試みには共感した。しかし、「科学で手に入る」と言っている割には論理的でない部分が多いように感じた。2015/03/02
Robbie
1
世界で「Iyashi」という言葉が使われていることに驚きました。また、癒し=アロマではないこととかも、わかりやすく説明されています。そして何よりもすごいのが、主婦であった著者が40をすぎてからこのジャンルの勉強をはじめ、研究者になったということ。もっとこういうジャンルの研究が進むとよいのにね。2015/01/18
のせなーだ
0
うまく行かなかった時の原因を「努力、能力、課題の困難さ、運」のどれにしているか。小学校時代に、家族や学校でコミュニケーションを学べる場合は、なんと幸運だろう。いろいろな人の価値観、対話などから、誰かを癒やし、誰かに癒やされる関係。2016/01/04