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内容説明
年間の財政赤字が税収を上回り、デフレ状態は20年も続いている。先進国とは言い難い国民1人当たりのGDP、地方都市の医師不足、毎年3万人を超える自殺者…日本という国は確実に衰退している。その原因は情緒的で「優しい」という国民性にある。本書では、国際競争力を備えた戦略的な国民を育てるために、日本が今後100年間に行うべき具体的な社会システム改革を提唱する。
目次
第1章 日本人の特性とは
第2章 日本に必要な社会システム改革
第3章 教育改革
第4章 産業・科学技術振興政策
第5章 医療・社会福祉制度改革
第6章 雇用制度改革
第7章 税制改革
第8章 政治システム改革
第9章 行政改革
第10章 いくつかの重要な社会システム改革
著者等紹介
小柳津広志[オヤイズヒロシ]
1977年、東京大学農学部農芸化学科卒業。文部省学術国際局学術調査官、東京大学大学院農学国際専攻教授等を経て、2003年より東京大学生物生産工学研究センター教授。主な研究テーマは「生物窒素固定系の改変に関する研究」、「藻類からのバイオ燃料生産技術の確立」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ハザマー
1
頭が良い人なんだろうが、机上の感じが否めない。2014/09/12
ハンギ
0
東大教授が書いた本。理系の人みたいだけど、問題意識は的確だと思う。東大を批判してるけれど、東大ってこういう思想だよな、という部分はわりと感じられた。一言で言えば国家主義者。あまり共産主義と違いがみられなかった。思想的に見ればちぐはぐで、政策を組み合わせただけだけど、勉強にはなります。零細農家や漁師から土地、漁業権を取り上げるという発想は面白いが、この人は何もわかってないんだなあと実感した。基本的に慣習の概念がわかっていないかも。甘えを許さないのは結構だけど、それを一方的に国民に強いるのは如何なものか。。2012/05/24




