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内容説明
戦後日本は驚くべき回復を成し遂げたが、後遺症的な問題が噴出している。中でも顕著なのは、「精神の空白」である。これを解消する方法が見つからないゆえに、私たちは閉塞感に苛まれているのだ。「精神の空白」を埋めるべく日本を蝕む盲点を探しださなければならない。戦後の柱となった平和憲法と民主主義教育の検証に力点を置いて、日本国民が本来あるべき姿を追究する。
目次
第1章 戦後日本の歩みと盲点(蒸し返される「戦後」;戦後日本の成功と苦悩;このままでは「戦後」は終わらない;新生民主国家日本の盲点)
第2章 日本国平和憲法の盲点(憲法第九条は既成事実でなしくずし;理想の憲法がなぜ蔑ろにされたのか;日本国民には「国防の義務」がない;国民は何もしなくていいのか)
第3章 戦後民主主義教育の盲点(失われた!?「愛国心」;戦後教育は何をしてきたのか;育成されなかった「良識ある公民」;私たちは何になればいいのか)
著者等紹介
吉木正實[ヨシキマサミ]
1946年、山口県生まれ。元・周南市議会議員。論文に「周南中核都市構想の実現に向けて」(徳山大学総合経済研究所・第18回懸賞論文・入選)、「地方分権どうあるべきか」(産経新聞社・第268回わたしの正論・入選)、「戦後民主主義の盲点」(『正論』創刊25年記念「原稿募集」・佳作)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。