内容説明
大切な人たちの死、がん宣告。喪失と絶望から、人はいかにして救われるのか。がん闘病の途上で、キラウエア火山やグラストンベリーの頂で、「生きている」ことの神秘に出会う連作ノンフィクション。
目次
1(カエルくんとわたし;ロドリーゴ、光の桃…前世療法体験)
2(アルザス・地球でただ一つの結晶を探す旅;ベルリン・傷跡が虹に変わる街で)
3(花も実もあるウソを書け;ラクリメ)
4(グラストンベリーの虹)
著者等紹介
サトミセキ[サトミセキ]
東京都立大学人文科学研究科修士課程独文学専攻修了。単行本編集者、ライターとして勤務後、ベルリンに2年在住。その後、ドイツと日本の往復生活を送る。2008年に中期の子宮体がんを告知される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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