内容説明
親を老人ホームに入れるということ。認知症になった母から感じる確かな愛情。辛い日々も前向きに乗り越えるための心あたたまるエッセイ。
目次
第1章 介護を通じて育む家族の愛(前触れもなく始まった母の看病;19年間の介護によって気付かされた母への思い ほか)
第2章 老いを受け入れるということ(トラブルになりやすい高齢者の財産管理;生まれ変わっても逃れられない介護問題 ほか)
第3章 幸せを見逃さない心を持つ(何気ない日の中にこそ隠された幸せ;社会が持っている高齢者施設への偏見 ほか)
第4章 苦しさに寄り添うために(親を老人ホームに入居させるということ;肉親だからこそわかり合えること ほか)
第5章 新しい明日に向かって生きる(介護が終わってから始まる人生のReスタート;2回の手術が私にもたらした影響 ほか)
著者等紹介
松谷美善[マツヤミヨシ]
1959年9月、東京都港区で出生。80年、國學院大學栃木短期大學国文学科卒業。87年に結婚。95年より、難病を患う母の介護を始め、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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