内容説明
「山の中で清く正しく美しく誠実な対応」をモットーに、「困り事・悩み事なんでも相談」まで引き受ける里山の反骨の行政書士。とはいうものの、昨今は減速生活を始めている。それは誰もがうらやむスローライフ?ある時は自ら畑を耕してその実りを味わい、ある時は顧客のために全力で闘う。またある時は、文学書をひもとき、句を詠む。だが、その継続は意外と大変だ。自然は厳しく、世間も非情だ。だから日々精進を続けていくしかない。反骨と軽快さが融合した、闘う田舎暮らしエッセイ集。
目次
1章 降りやまぬ雪(告訴状;自然淘汰 ほか)
2章 凍る水道(雪のがち玉;餅花 ほか)
3章 ささやかな楽しみ(八十里越;雛飾り ほか)
4章 カタストロフ(初蛍;戻りゐし人 ほか)
5章 天邪鬼の煙(「タルチョ舞う中で」;「みんなで歌おう」 ほか)
著者等紹介
中野津久夫[ナカノツクオ]
1948年5月30日、新潟県生まれ。現在、行政書士。俳句誌「古志」自選同人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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