内容説明
戦後の高度経済成長を支え、産業界を牽引してきた鉄鋼業。中心は合併で世界一となった新日鐵だった。しかし、石油危機と円高でその座を明け渡す。そして今、新たな合併で再び世界ナンバーワンの鉄鋼メーカーを目指す。鉄に人生を賭けて奮闘する男たちを描いた経済小説。
著者等紹介
小野正之［オノマサユキ］
１９４２（昭和１７）年３月１５日、岡山県総社市生まれ、１９６４（昭和３９）年３月、一橋大学法学部卒業。同年４月、八幡製鐵（現新日鐵住金）に入社。１９７２（昭和４７）年より１９７７（昭和５２）年までドイツ駐在。帰国後主として海外営業部門に従事。１９９４（平成６）年新日本製鐵を部長職で退社して、関係会社常務取締役。２００５（平成１７）年同社退社。現在、千葉県流山市文化協会副会長、千葉県俳句作家協会理事、千葉家庭裁判所調停委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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