内容説明
フィルムからデジカメ、サプリ、化粧品へその変化の渦中で、「現場」は何を考えていたのか?変わり続ける会社・富士フイルムで構造改革に取り組んできた著者が、16社のリーダーの「本質」から読み解く、変革の時代を生き抜く極意。
目次
1 現代の超一流企業・中興の祖はどう危機に立ち向かったか(ソニーに圧倒的な差を付けたキヤノン・御手洗冨士夫の改革に学ぶ;社長就任時に松下は潰れると思った中村邦夫の破壊と創造;日産の負の連鎖を断ち切ったカルロス・ゴーンのプロ意識 ほか)
2 無から有(しごと)を生んだ創業者の素顔から学ぶもの(宅急便を社会的なインフラにしたいという小倉昌男の志;ファミコンへの立地転換を断行した任天堂・山内溥;From Tokyoを背にひた走る孤独なランナー・柳井正が語るもの ほか)
3 平成の今、偉大な足跡をどう活かすか。伝説の経営者―その明暗(土光臨調から30年。国の借金は10倍に;創業者・井深大の精神はどう変質していったか;なぜホンダはソニー、パナソニックの轍を踏まないのか ほか)
著者等紹介
青木良和[アオキヨシカズ]
1948年、神奈川県生まれ。一橋大学経済学部卒。1972年、富士写真フイルム株式会社入社。イメージング事業部長として、デジタル化の進展による写真事業の構造改革の指揮を執る。近年ではヘルスケア事業部でサプリメントや化粧品などの新規事業の推進を担った。2012年、富士フイルム株式会社執行役員退任。現在、山城経営研究所主席研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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イノベーター
Makoto Murata