内容説明
国難の時こそ、歴史に学べ!3・11以降に見えてきた日本の進むべき道とは?―。
目次
第1章 社会システムは「経済」「政治」「精神」の三層構造になっている(「社会システム」とは何か;「社会システム」の内と外;「社会システム」の文明史から学ぶ;「社会システム」の変動はどのように起こるか)
第2章 人類とともに歩んできた「経済システム」(「経済システム」の骨格を理解する;「経済システム」の歴史は、現代につながる;戦後の「国際経済システム」と世界標準化への潮流)
第3章 「政治システム」が担う社会調整機能(「政治システム」の骨格を理解する;「政治システム」の文明史的な潮流を見る;第二次大戦後の世界における「政治システム」)
第4章 社会システムの頂点にある「精神システム」(人間社会にとって、精神システムはなくてはならぬもの;「宗教」の多様性と普遍性;西欧的契約社会と「日本的精神システム」;芸術文化と科学技術の変遷を見る)
第5章 日本的システムは、どこに向かうのか(文明潮流と「日本的システム」の軌跡;「日本的システム」の未来像)
著者等紹介
佐藤一雄[サトウカズオ]
1938年東京生まれ。1963年東京大学法学部(政治コース)卒業。同年以後総務省に勤務、1969年公取委事務局へ出向。以後当該事務局に勤務。1990年筑波大学社会科学系教授(専攻分野『経済法』『消費者法』)。社会人大学院企業法学専攻(東京都文京区大塚所在、現ビジネスサイエンス系)。2002年、同大学定年退官とともに名誉教授。同年以後私立大学に勤務し、2007年定年退職。定年後も、『市場経済システムの基礎理論の研究』を生涯のテーマに研究を続行するとともに、趣味の歴史研究を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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