内容説明
諦めてはいけない。脳梗塞は克服できる!半年で改善は止まるという医療の常識を覆し、発症から三年目、右手の親指が動き始めた―。脳の可塑性を信じ、重度の右半身麻痺から奇跡的な回復を遂げたエリート銀行員の記録。
目次
第1章 脳梗塞発症(突然それはやって来た;とまどいの入院生活 ほか)
第2章 右半身麻痺との戦い(職場復帰への不安;通院開始 ほか)
第3章 待ち続けた改善の兆し(積極的に外出しよう;片麻痺ネットワークから得たもの ほか)
第4章 本当の社会復帰に向けて(再び右手で字を書くための練習;叶ったゴルフの約束 ほか)
第5章 ホームページが生んだ絆(脳卒中患者同士の交流;Aさんとのメール交換)
著者等紹介
渡辺一正[ワタナベカズマサ]
1972年、早稲田大学法学部卒業。東京三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)在職中の1997年脳梗塞で倒れ、右半身が麻痺する。リハビリを続けて三年目、全く動かなかった右手の親指が微かに動き始め、劇的な回復を遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。