信長と久秀、悪名の誉れ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 510p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784779003851
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

将軍を暗殺し、主君を殺し、東大寺大仏殿を焼失させた大悪人。そして信長を嫉妬させた男、松永久秀の一生。覇者・信長の軍門に下るも、久秀は飽くなき野望をその胸に秘め続けていた…。戦国武将の栄光と挫折を描く、長編戦国ロマン。

著者等紹介

小林克巳[コバヤシカツミ]
昭和42年福島県立医科大学卒業。医学博士。福島県立大学第一外科、水戸赤十字病院外科を経て、医療法人克仁会および社会福祉法人克仁会を設立、同理事長。現在、ひたちなか市医師会名誉会長、茨城県医療法人協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

バリバリブーン

2
正直、松永久秀に対してはよい印象がなかったが、 くせ者だけにその人の物語はかなりおもしろい。 さらに、この人の生涯を追うことで、常々わかりづらいと感じていたこの時代の京都事情も整理され、よい意味で期待を裏切ってくれた一冊です。2013/09/29

明智紫苑

2
今月は松永久秀強化月間(!?)なので、久秀がらみの本を読んでいるが、若い頃の颯爽とした美丈夫ぶりは『舳(みよし)のない笹舟』を連想させる。しかし、年を重ねるに連れて「崩れていく」辺りは、岡崎京子氏の『ヘルタースケルター』に例えるなら、久秀は「りりこ」だね。2015/10/09

rbyawa

2
f071、うーん、冒頭からの松永久秀が「悪童の寄り集め」を少しずつ組織化していくところなんかはわりと面白かったんですが、この辺は著者さんが資料がないのを補ってるらしいものの、こういう幅は十分ありえると思うし良い内容だったんじゃないかな。ただ信長に関してがどうもだいぶ通俗的な普通の内容で、久秀と信長という関係があんまりクローズアップされていないというか大して相乗効果がなく、まあ猿と呼ばれる秀吉を気に入ったのと似た、と表現されていたのとかはちょっと良かったけどね。後半は単に資料をつないだ感じ、惜しい内容だな。2015/03/27

えだげ

1
三好三人衆と久秀の関係がいまいちよくわかってなかったのが、この本を読んですっきりした。良い本2020/02/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2634435
  • ご注意事項

最近チェックした商品