内容説明
昭和という激動の時代、詩の世界に畏怖の念を抱き、不安と焦燥感に苛まれながらも、全身全霊を詩作に捧げた入江亮太郎。孤高の夫を、同じく文学を志す者として冷静に見つめ、尊敬と情愛をもって寄り添ってきた妻が綴った鎮魂の物語。
目次
第1章 母たち
第2章 邂逅
第3章 父
第4章 師と友
第5章 戦後
第6章 愛
第7章 生活
第8章 晩年
第9章 終焉
著者等紹介
小長井和子[コナガイカズコ]
1930年5月27日、東京市四谷区に生まれる。1989年より金子兜太に俳句を師事。『海程』同人。現代俳句協会会員。国際俳句交流協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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