内容説明
第五代将軍綱吉の時代、臨済宗の高僧・潮音道海は、幻の経典「大成経」の研究会を主宰、日々集会を開いていた。が、「大成経」には権力者により歴史から消えたはずの幻の王朝「スサノオ」「ニギハヤヒ」「ウガヤ」の存在が認められているのだった。
目次
九鬼神流
野宮定逸
毘沙門堂門跡公海
官女密通一件
伊勢神道と神道五部書
隠元隆〓(き)
黄檗禅と黄檗山万福寺
関東のキリシタン弾圧
館林宰相綱吉と桂昌院
永野采女
九天六地
皇孫降臨
高天原はどこか?
ニギハヤヒ王朝
消された王朝
先代皇代旧事本紀大成経の刊行
伊雑宮騒動
破門
提訴
辰口評定所
その後
著者等紹介
小川龍[オガワリョウ]
1940年群馬県生まれ。1965年群馬大学医学部卒業。1966年群馬大学医師・麻酔学科専攻。2005年新潟県阿賀町鹿瀬診療所勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。