内容説明
芥溜め長屋に暮らす為蔵とお浜は、ある日、隣の和尚から持ちかけられた。「実は死人に化粧を施して貰いたいのじゃ…」。死出の旅人に化粧を施す先々で囁かれる、ある侍への恨み。残された者の思いに深い憐れみでこたえる二人が紡ぐ、江戸の人情話全5篇。
著者等紹介
鈴木靖三郎[スズキヤスサブロウ]
昭和17年東京都練馬区生まれ。東京都練馬区立大泉第二小学校・東京都練馬区立第二中学校・私立城北高等学校・國學院大學卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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