出版社内容情報
【目次】
内容説明
2025年、ソフトウェア開発において衝撃的なツールが登場しました。それが「Claude Code」。米Anthropicが開発したCLIインターフェースによるAIコーディングエージェントです。2月にリサーチプレビューが公開され、5月末にリリースされるやいなや、これまでのエディターやブラウザベースの開発支援ツールとは一線を画した開発体験と並行処理などの特徴を武器に一気にエンジニアに受け入れられていきました。Claude Codeはあなたの想像力を解放し「こういうのがあったら便利だな」「役立つな」「面白いな」とひらめいたものを、AI以前の時代には考えられなかったようなスピードで実現できるようになりました。本書では、Claude Codeを活用した「AI駆動」でアプリケーションを手を動かして作るうちに少しずつClaude Codeの周辺知識と応用的な使い方が身に付くように設計しています。この本を読み終えた時、AIエージェントがもたらした「思いついたことをすぐ実現できる力」を手に入れていることでしょう。すでに多くのエンジニアが経験している「これが無いと開発できない」というほどの開発体験とその応用範囲の広さにぜひ酔いしれてください。
目次
1 Claude Code入門と開発環境構築(AI支援開発の新時代;Claude Codeの料金体系;アカウントの登録;Claude Codeの環境構築とセットアップ;はじめてのClaude Code)
2 Claude CodeによるAI駆動開発の基礎 5分でアプリケーションを作る(5分でアプリケーションを作る;小さなアプリケーションをデプロイする;UIのデバッグをさせる;テストコードを書いてもらう)
3 MCPを活用したAIチャットボット開発 30分でAIチャットボットを作る(MCPサーバーに開発をサポートしてもらう;AIチャットボットを作る:要件定義編.md;タスクを管理しながら実装を行う;エラーの修正と管理・デプロイ;追加実装をGitHub Actionsで行う)
4 並行処理とサブエージェントを使った開発手法 半日で社内システムを開発する(コンテキストウィンドウを理解する;大きなシステムを開発するためのその他の知識;要件を考える;ガードレールを用意する;タスクを分割して実装してもらう;並行処理のコツとサブエージェント;カスタムスラッシュコマンドとHooks)
5 セキュリティと応用的な活用(Claude Codeのセキュリティ設計を理解する;チーム開発での活用知識;Claude Codeの応用的な使い方;Claude Codeの今後の展望)
著者等紹介
平川知秀[ヒラカワトモヒデ]
株式会社en‐gine代表。エンジニア。WebシステムやIoTを使った業務改善などを専門とする。20代の時に実家のメーカーで働く中で、自社業務の改善のためプログラムを書くようになる。2015年システム開発業として独立。現在は大手制作会社や広告会社などから受注を受けて、システムの開発と導入による業務改善などを行う。またLLMのチューニングによる業務削減なども得意。他の開発会社でエンジニア向けのシステム設計の講習会を行ったり、Claude Codeの勉強会を主催するなど、エンジニアの技術力を向上させるための活動も精力的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




