風の碑―父・村仲長年の遺したもの

風の碑―父・村仲長年の遺したもの

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 153p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784778901462
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

職業軍人であったがため、終戦後辛酸を舐めた父。“毒薬を買う金もなかった”と、その当時を述懐して言うほどの貧苦のなかで、希望を子に託し、東京の大学への進学を果たしてくれた父。その父に対し、何ほどのものを返してあげられたか。戦後60年の節目を迎えた今、生前父が書き遺したものを通し、その人となりに触れることで、子自身の越し方を振り返りみる、もう一つの、昭和という時代への挽歌。

目次

夕食準備
千スラリさんのホラ貝
紙助さんのはち巻
社長微意
花文字
串団子
自由詩 ニッポン汝はいずこに行く?
オカズ攻勢
ねらわれたヘソクリ
病中日誌
村仲長年のことなど

著者等紹介

村仲眞澄[ムラナカマスミ]
1941年3月、長崎県大村市生まれ。小・中・高を父母の出身地、熊本県八代市で過ごす。中央大学法学部卒。現在、神奈川県横浜市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品