内容説明
ふと足を止めて振り返った人生。書き留めておきたいあの出来事。忘れえぬ人々―。少年の頃の遊び、甘い恋の記憶、不器用な伯父、食へのこだわり、震災に遭っての思惟、老母と弟との旅、日本各地の祭り…。俳句と詩を織り交ぜた趣深い随想録。第4回碧天文芸大賞出版化奨励作。
目次
幼君
笹原先生
ポンポン丸
伯父上
海峡の向こうに
我がプロ野球史
北の郷愁
阪神・淡路大震災
檀尻(地車)
城と菖蒲と子供達〔ほか〕
著者等紹介
清水宏晃[シミズヒロアキ]
1942年、神戸市灘区篠原南町に生まれる。六甲小学校、花園中学(現長峰中学)、市立湊川高校(現六甲アイランド高校)卒、関西大学中退、修成建設専門学校卒、(株)旭スチール工業に入社、(株)大林組に入社、平成14年に定年退職、平成15年、田甫土木石材(有)に入社して現在にいたる
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