出版社内容情報
子供の早起きは一生の損失? 豊富な科学データから証明される、
子供の脳の成長を阻害しないための、本当の睡眠法と生活習慣。
●科学的データに基づいて10代の睡眠の問題点を明らかにし、「学校の始業時間は早すぎる」ことを提唱する一冊。
●10代の子どもたちはだいたい寝不足、朝起きて登校するまで毎朝ひと騒動という家庭も少なくない。昼寝、カフェインの制限、夜遅くまでスマホを使わせないなど処方箋はさまざまな提唱がされているが、本書の著者の指摘は「学校が始まるのが早すぎる」。
●データを駆使して7割ものアメリカのティーンエージャーが寝不足に陥っている現状を共有しつつ、生物学的にも10代は「夜型」になりやすく、早起きをすることで「社会的時差ボケ」に陥ることを指摘し、始業時間を遅らせるという解決策の可能性を論じます。ジェンダーや経済状態などがどのように睡眠に影響しているか、という点にも触れられている。
●著者はワシントンポスト紙ほかにたびたび寄稿しているフリーのジャーナリストで、カリフォルニア州の中高の8時半以前の始業を禁じる法律の制定にあたって大きな役割を果たした。
●日本でも徐々に「クロノタイプ」についても知見が広がりつつあり、遺伝的・生物学的に決定される睡眠のリズムに逆らった生活を強いられることにより、「社会的時差ボケ」に陥ることで、生産性や学習効率が落ちる、と専門家が指摘している。加熱する早期教育により「ブラック化」する子どもたちへの生活に科学的知見から警鐘を鳴らす。
【目次】
内容説明
子供の成長と可能性を守るために!思春期の睡眠をめぐる科学的知見と、全米でおこなわれてきた実証研究、教育現場の実例をもとに、なぜ10代は眠れなくなったのかを明らかにした初の書。睡眠不足が心身の健康、学業成績、リスク行動、感情の安定にどのような影響を及ぼすのかを丁寧に解説、性別や社会経済的状況など、睡眠格差の問題、家庭で実践できる具体的な改善策も紹介。カリフォルニア州で始業時刻規制法が成立するまでの舞台裏から学校の始業時刻を見直すためのヒントまで。
目次
第1部 10代の若者の睡眠と学校の物語(スタンフォード睡眠サマーキャンプ;睡眠と10代の脳―なぜ思春期の睡眠が特に重要なのか;そもそもの発端;学校への導入)
第2部 なぜ睡眠が重要なのか(睡眠とメンタルヘルス;危険行動と不健康な習慣;学校でも夢のなか;睡眠とスポーツ;眠気を抱える10代ドライバー;みんな同じではない10代の眠り―性別・ジェンダー、性的指向、人種・民族、社会経済状況が重要な理由)
第3部 10代がもっと眠れるためにできること(10代がもっと眠れるために―日中にできること;10代がもっと眠れるために2―夜にできること;テクノロジーとの付き合い方;学校の始業時刻を遅くするには―成功への戦略;学校の始業時刻を遅くするには2―運動の進め方;学校の始業時刻を遅くしたカリフォルニア州―その内幕)
私たちの現在地
著者等紹介
永盛鷹司[ナガモリヨウジ]
翻訳家・編集者・ライター。東京外国語大学外国語学部ドイツ語専攻卒業、同大学院総合国際学研究科言語文化専攻博士前期課程修了
ルイス,リサ・L.[ルイス,リサL.] [Lewis,Lisa L.]
育児ジャーナリスト。長年にわたり、子ども、公衆衛生、教育など、幅広いトピックを取り上げてきた。2016年に『ロサンゼルス・タイムズ』紙に寄稿した論説がきっかけとなってカリフォルニア州で中等学校の始業時刻を遅らせる法案が提出されると、精力的に活動し、同州の学校始業時刻に関する法律(全米初)の制定のために重要な役割を果たした。現在10代の子どもと、最近まで10代だった子どもがいる。カリフォルニア州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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