ガチ中華移民―日本で増殖する「本場中華料理」の謎

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ガチ中華移民―日本で増殖する「本場中華料理」の謎

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  • サイズ 46判/ページ数 316p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778340995
  • NDC分類 596.22
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「麻辣の海に沈むほど見えてくる、ネオ中国人の姿と、彼らが舞台として選んだ日本社会のいま。読めないナゾ漢字の向こうには日中関係のリアルがある。胃袋から現代を知る、美味しいドキュメント」
『カレー移民の謎』・室橋裕和 推薦!


ガチ中華とは、グローバルに広がる21世紀の現代料理である――

長年親しまれてきた町中華とも、横浜中華街を代表とする中華街の料理とも別モノの、新しく多様な本場中華料理〈ガチ中華〉は、いったいどんな料理で、誰が、なぜ、どのようにして日本に持ち込み、東京を中心にこれほど多く出店されるに至ったのか。

急速に経済成長した多民族国家・中国や、日中間の長い歴史の中で変化した中国移民の来歴……。「外国人問題」が注目されるいま、東京ディープチャイナ研究会代表・中村正人が、ガチ中華を通して日本の多文化社会の姿を描く。


【目次】



はじめに
第1章 ガチ中華にまつわる9つの疑問
第2章 日本人が知らなかった「新しい中国」と「日本の中の中国」
第3章 日本各地に増殖するガチ中華
第4章 いつ・なぜ出現したのか
第5章 主な担い手と、つながる日本人
第6章 ガチ中華のこれから 日本版「多文化社会」の行方
あとがき

内容説明

日本人が知らなかった中華の味が、新しい中国と今日の日本の多文化社会の姿を映し出す。

目次

第一章 ガチ中華にまつわる9つの疑問
第二章 日本人が知らなかった「新しい中国」と「日本の中の中国」
第三章 日本各地に増殖するガチ中華
第四章 いつ・なぜ出現したのか
第五章 主な担い手と、つながる日本人
第六章 ガチ中華のこれから 日本版「多文化社会」の行方

著者等紹介

中村正人[ナカムラマサト]
東京ディープチャイナ研究会(TDC)代表。Forbes Japanオフィシャルコラムニスト。コロナ禍以降、都内に急増するガチ中華の実情を参与観察し、2021年春、その魅力を広くシェアするSNSコミュニティ「TDC」を運営開始(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

126
久しぶりに訪れた土地に、いつの間にか中華街が出現していたのにしばしば出会う。各地の現地料理を直に持ち込んだガチ中華の店が開かれ、故郷の味を求める在留中国人が増えて経営が成り立っている証左だ。つまり中国人の大量出国が続き、現地化されていない味が海外で暮らす武器となるのを示す。豊かになった中国人は留学や自由な商機を求めて来日し、政治の牛後ではなく自立の鶏頭を目指し、中華料理に親しんできた日本人はクセ強なガチ中華を戸惑いながら受け入れる。祖国を信じない中国人と日本を動かぬ日本人の違いが現状を生んでいるといえる。2026/05/06

ヘジン

9
面白かった。ここ数十年で在留中国籍人口が桁違いに増加し、彼らをターゲットにした、中華街の老舗や町中華とは異なる新勢力が台頭している。ガチ中華大好物。おいしそうすぎて、途中でたまらず食べに行った。これらの店は21世紀の中国の飛躍的な経済発展によって誕生した。昨今のオーナーは豊かな時代に生まれ、留学やビジネス投資目的で来日した高学歴かつ平均的日本人より経済的に恵まれた「潤日」。また日本に限らず世界各地に店が出現しているという。圧倒される。新しいタイプだけに今後どう展開されるのか未知数で、自分も追っていきたい。2026/07/12

spike

4
早く読んでみたいと思っていた食関係の本を連続読了。これは面白い。ルポルタージュというより普通に社会学的だし、取材の量、アプローチの多彩さ、視点の客観さ、在日中国人(さらにはほかの国籍の人も)のジェネレーション整理と現状の課題の浮き彫りさせ方、どれをとっても面白くないわけがない。これだけ解像度高く描いてあればもちろんあちこち食べに行ってみたくなるが、もともと美食に縁がなかった、と聞くとさらに意外。何故か雨の日や不自由な日の読書は良い本に会える確率が高い気がする。2026/06/27

tenorsox

2
最近増えてきた「ガチ中華」について。エリア、メニュー、それらの変遷やその背景、さらにそれ以前の(日本における)中華料理の変遷も合わせて論じていて楽しい。池袋や西川口の現地語メニューのみ!みたいな店をイメージしていたが(それはそれで正しい)、少し前の火鍋、最近の麻辣湯等も「ガチ」(味付け、提供方法)の範疇であり、それらがブームになった要因も興味深く読んだ。あくまで現象を取り上げたルポタージュであって、料理自体の魅力を伝える意図は殆ど感じられない&小難しく捉え過ぎで若干読みにくい&移民問題に踏み込まないのは◎2026/07/24

ヤヌザイ

1
そうなんや。行き詰まり感あんねや。2026/07/12

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