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える’S本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
92
きれいな表紙だと思って読んだらなんと、思春期の綺麗ではない部分を赤裸々に描き出していた。主人公は中学生の男女。でも恋愛モノともちょっと違う。性描写が克明だからといってエロ漫画でもないと思う。でもじゃあ何なのか考えてみると、この子達の家庭に温かみもなく大人の登場が極端に低いことから、満たされない子ども達の足掻きや心の叫びなのではないだろうか。そんな本音とは裏腹な渇いた態度、表情を淡々と追いながら「あの頃」の鬱屈した時間と人間関係を見せることで、読み手の心に引っ掻き傷を作る作品。気になるところで2巻目へ。2013/10/16
kanon
35
何か・・・怖いです。思春期の男女の難しい心情をうまく描いてるのかもしれないけれど、正直理解し難かった。普通の女の子と、心を閉ざしてる男の子。いやまあ、女の子は表面だけ良い子を飾ってるわけで、実際してる事は・・・。いずれ成長したら経験するんだけど、早いよ。こういう少数派の人の気持ちってこんなんなのかな。失恋して、居場所を探して、ああなる。でも少しは妬いてる?ここから始まる恋愛ってのも良いんじゃない?気持ちはわからないけど面白いのは事実だからなー。世界にのめり込むというか。次の巻出るのを気長に待ちます^^2012/01/05
★YUKA★
23
中学生…ませてますね(○_○)!!ちょっとビックリ。でも、雰囲気は好きです。2015/02/24
ゼロ
22
生々しい性と鬱屈した生が描かれた作品。美しい表紙に騙されてはいけません。内容はタイトルにもなっているうみべの女の子。女の子と男の子のお話です。浅野いにお作品らしく透明感溢れる雰囲気となんとも言えない心理描写があります。思春期の2人だけあってセックスを繰り返すんですが、とても幼稚で、とても不安定です。好きとか嫌いとか。現実とか幻想とか曖昧で、セックスだけが2人を繋いでいる。閉塞感があり、行き着く先はどこなんだろう。続きを楽しみにして読むことにします。2013/04/11
吉田あや
20
思春期の脆さと不安定さがリアルで切ない。ただ一言素直に言えばいい言葉があることも、その言葉を象る自分の本心の意味すらも分からずにまだ辿りつけない苛立ちと焦燥に囲まれた不器用さ。好きな人に優しくしたいのに恥ずかしくて真逆になってしまう。懐かしくて息苦しい。2013/09/02