内容説明
世界史を理解するために、世界最大の宗教を知る。世界の3人に1人が信者。国際社会の動向を把握するうえで無視できない存在=キリスト教。
目次
はじめに キリスト教は多様性のなかで発展し世界最大の宗教になった
1 世界を動かすキリスト教
2 知っておきたい聖書の世界
3 キリスト教2000年の歴史
4 キリスト教徒の暮らしと文化
おわりに 魂を天国に送り出すことを大切にし死にゆく人に寄り添うキリスト教
著者等紹介
山折哲雄[ヤマオリテツオ]
1931年生まれ。宗教学者。東北大学文学部印度哲学科卒業。同大学文学部助教授、国立歴史民俗博物館教授、国際日本文化研究センター教授、同センター所長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zero1
39
真面目に読むと3年くらいかかる。しかも、多くの事柄について考えるため頭が加熱する。⛪一神教のユダヤ、イスラムとキリスト。アガペーとは?戦争や資本主義とキリスト教。ユダヤの金貸しと「ヴェニスの商人」。免罪符とルターの改革。性的虐待とマネーロンダリングでカトリックは揺らいでいる。SDGsとキリスト教。旧約聖書と十戒。ソロモン王と使徒。キリストの死と復活。十字軍とは。洗礼に建築、音楽。⛪図書館で何度か借りて読む本。頭が疲れた💦。2024/08/25
のん@絵本童話専門
2
この図解でわかるの宗教シリーズがとてもわかりやすくまたボリューミーなため、時間をかけて何度も読み返しました。宗教と言う切り口で、苦手な世界史を学ぶことができました。世界史が苦手な方は、時代の流れで学ぶのではなく、特定の物事から入るのがとてもおすすめ!!現代まで続いている世界の争い事がここまで古くに遡っていることを知りました。また、あまり違いのわからなかった、東方正教、ピューリタンについても理解しました。これを読んでも、いまだにアメリカにカトリックの多い理由がわからなかったのですが、かなり詳しくなれました。2024/10/14
AKI
1
イエスはヨセフとマリアの間から生まれた。布教のためにエルサレムに入り捕まり、処刑されるが3日後に復活、そして40日後に天へといった。1549年、日本にはスペインからザビエル経由で布教、スペインによる支配危機を感じた日本はキリシタンを弾圧した。アーメンは誠にその通りという意味。2025/04/19