- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > お笑いタレント
内容説明
ランジャタイ国崎初のエッセイ集。
目次
あのインチキたちは今
君は
9年間のできごと
一学年上の奴ら
しぜんはいくクラブ
缶蹴り
としかわ軍団
あの日々の、延長線上に。
地下ライブと同じメンツ
肛門〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k sato
24
装丁が風変わりな絵本だと思って手に取ったら、お笑い芸人ランジャタイ国崎氏の初エッセイでした。ランジャタイは初耳です。小学生の頃の出来事、家族や芸人仲間の笑い話が満載です。おじいちゃんや飼い犬の話には芯があって、国崎氏の人柄の良さが垣間見えます。一人称に「あたくし」を使う奇抜さも面白い。一方で、全体の三分の一はお下品で台無しです(笑)。国崎氏が先生と崇める漫☆画太郎のイラストが掲載されています。この漫画家も初めて知りましたが、個人的には有害図書に認定です (笑)。へんな本ですが、文章は丁寧かつ文体は斬新です2023/06/27
美葉
12
ランジャタイの"国ちゃん"がどっちの人なのか分かっていないまま読んだ。変すぎる。そしてなんだかしんみりしてしまう。爆笑 なにもかもどうでもよくなる。最高2023/11/09
澤水月
10
ランジャタイ国崎エッセイ。含羞の人、そして芸人仲間その他周囲の人への人情厚い…24セカンド抽選会での「松ちゃん!」がまさに本書中の「すべてパーに」なる…かもしれない瞬間だけど、ふざけ倒す事に命かけた様を表していて納得。読書、文字が苦手と言いつつ後半につれエモさ増す。末尾の◯⭐︎◯太郎先生…! 相方伊藤幸司『激ヤバ』と併読しネタイメージとそれぞれ違う面仄見え興味深い。徹底的に真面目にふざけているけど孤高…というより情の厚さが二人をより唯一無二にしているのかと推察2024/05/25
MOTO
7
鳴くたびに金貨を吐き出すガチョウの様に、ランジャタイ国崎さんの言葉は発するごとに笑いを生む。(笑いのツボがドンピシャなので)その国崎さんの著書だが、読後あっという間に夕暮れになってしまった感じ。もっと遊びたいのに(読みたいのに)帰ってしまった。へんなの、残して。もう表紙をぽ~っと見るしかない自分に笑う、さっきの話思い出して笑う、 笑い過ぎて泣きたくなって、何で泣いてるのか謎すぎて笑う。こんな人と友達になれたら最高の人生になるだろうな、なんて羨ましいと思える自分にも笑える。2023/11/26
zakuro
6
下手すりゃ、いやまじで純文学です。芸人にありがちな極貧家庭で育ったというわけでもなく、ばったもんだけどたまごっちも買ってもらえたし、それなりに流行り物に触れてきた子供時代。しぜんはいくクラブの話がおかしかった。あたくしってのも今まであるようでなかった主語かも。表現しきれない感情はそのまま、表現できないよって言っちゃった方が伝わるものがあるね。読んで良かったです。2023/03/16