内容説明
ベストセラーはほかの本と何が違うのか?グーテンベルクの印刷革命以来、読者を熱狂させてきた書物の数々。『ドン・キホーテ』から『ダ・ヴィンチ・コード』『ミレニアム』まで、欲望・策略・スキャンダルに満ちたベストセラーの運命、その法則を読み解く画期的な論考。
目次
第1部 書物―ベストセラーとは何か(大部数の恩寵;ヒットの時期;ベストセラーの地理学)
第2部 作者―どのようにしてベストセラーを作るのか(作家とヒット;ペテン師たちの小説;編集者の戴冠;検閲、万歳!;書物と映像の婚姻)
第3部 読者―ベストセラーはなぜ売れるのか(読まなければならない本;パニュルジュ・コンプレックス;安楽の文学)
結論―持続する奇跡(発掘の奇跡;出会いの奇跡;不可能なことが起きるとき)
著者等紹介
ルヴィロワ,フレデリック[ルヴィロワ,フレデリック] [Rouvillois,Fr´ed´eric]
1964年生まれ、憲法学者。パリ第五大学教授。著書に憲法学の基本書、専門書のほか、近現代ヨーロッパ思想史をはじめ、これまで正面から論じられる機会の少なかった社会通念や社会現象の歴史を取り上げる意欲的な著作を刊行
大原宣久[オオハラノリヒサ]
1977年生まれ。フランス現代(二十世紀)文学専攻。東京大学大学院博士課程修了(学術博士)。東京大学助教
三枝大修[サイグサヒロノブ]
1979年生まれ。フランス近代詩専攻。ナント大学博士課程修了(文学博士)。成城大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
ヨクト
ナハチガル
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Akiko Shimizu