農業を買い支える仕組み―フェア・トレードと産消提携

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農業を買い支える仕組み―フェア・トレードと産消提携

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  • サイズ B6判/ページ数 257,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784778313579
  • NDC分類 611.4
  • Cコード C0030

内容説明

日本におけるフェア・トレード論の新地平を切り開いた著者が、フェア・トレード論の分析枠を国内の産消提携活動に適用し、フェア・トレードの普遍性を提起する意欲作。倫理的・社会的配慮に基づいて選択を行う消費者市民=新しい消費者の共同した消費行動=社会運動=産消提携が、世界の規範的なフェア・トレード類型であるだけでなく、それこそが、日本農業の持続的発展の回路であることを指し示す。農業、農協、生協、消費者団体の関係者・研究者だけでなく、心ある多くの市民にとって、本書は未来を切り開くテキストである。

目次

第1章 国際フェア・トレードと産消提携(フェア・トレードの価格形成と役割;多様化するフェア・トレードの現状と課題―フェア・トレードの論点1;フェア・トレードの普及を考える―フェア・トレードの論点2;大手企業の倫理的調達・CSRにおけるフェア・トレードの位置―コーヒー産業を事例として;提携型フェア・トレードにみる倫理観・理念の連鎖―「キリマンジャロ・ルカニアラビカ」コーヒーを事例として;フェア・トレードにおける産消交流の意義)
第2部 国内フェア・トレードと産消提携(米の価格形成制度と「ライスショック」;京都・綾部米の価格形成と生協産直の課題―「顔の見える関係」から産消提携・「国内フェアトレード」へ;遊佐町農協と生活クラブ生協の産消提携の発展―生産者と消費者の支え合いの進化と倫理観・理念の重ね方;遊佐町農協と生活クラブ生協の産消提携の度合―買い支えの仕組みと提携指標;産消提携型取引のモノサシ―産直から産消提携へ)

著者等紹介

辻村英之[ツジムラヒデユキ]
1967年愛知県生まれ。京都大学農学研究科准教授(農業食料組織経営学専攻)。農学博士(農林経済学)。在タンザニア日本大使館専門調査員、金沢大学経済学部助教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬参仟縁

11
新刊棚より。倫理的消費者(12頁)。CSRの関連からは、フレンドシップがかかれる(76頁)。倫理的調達とは社会倫理、環境的基準をサプライチェーン・マネジメントに導入すること(91頁)。2013/08/03

ぼのまり

5
フェア・トレードという言葉は聞いたことはあるが、その活動の実態はあまり世の中に出てこない。植民地時代より根付いたとも考えられるアフリカの農産物買い叩きのシステムは改善されるべきで、そのための仕組みとしてフェア・トレードが有効であることがよくわかる。また似たようなことは日本の米においても当てはまるということが事例紹介を通して解説されている。一方で、きちんと生産者に正統な利益が回るようになったかなど、システムを評価する方法などは今後も考えていかないといけない課題と感じた。2013/08/18

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