内容説明
25歳で“化粧”に目覚めたとある男子の半生記。
目次
はじめに 男でも女でもありたい
第1章 生い立ち
第2章 熱血!男子校時代
第3章 大学生時代
第4章 社会人時代
第5章 HOW TO OKAMA?―実戦即訓練の日々
第6章 究極の手段・諸刃の剣―整形と女性ホルモン
第7章 ふと後ろを振り返って
第8章 新しい幕開け
終わりに 私は親になれるのだろうか?
著者等紹介
井上魅夜[イノウエミヤ]
1982年生まれ。兵庫県神戸市出身。早稲田大学在学中は演劇活動に打ち込み、卒業後は劇場管理会社に就職。2008年に「化粧男子」になる。男女を超えた美しさを追及するイベント『東京化粧男子宣言!』立ち上げ人。また湯島で「若衆bar化粧男子」を経営し、ニコ生では「男の娘☆ちゃんねる」を企画・製作するなど、トランスジェンダーの社会的地位向上のため日夜活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひねくれもの
2
少しでも気になった人は読んでみましょう。 著者の気持ちが自分は痛いほどわかる身なので余計かもしれませんが、 ノーマル(?)な方も新しい視点に巡り合えるはずです。2012/12/18
サンライズ
1
性自認はグラデーションに過ぎないみたいな話を聞くけれど、この著者はまさにそんな感じなのだなと思いました。個人的にこの人のことは多分あんま好きにならないだろうなと思いますが、自分の性のあり方についてしがらみや自意識に囚われながら生きている姿はとても興味深かったです。読みやすく、そこまで重くもない一冊なので性に悩む人も別にそんなことはない人にもオススメ。2017/12/27
kozawa
1
心情的には、等身大(?)感は色々と。化粧男子とタイトルにあって、勿論当人はその辺りからはじめたら手術ルートを選んだ方ではあるのだけれども、まぁ、率直な語りな感じはする。「やってくなら険しい道」であるといったことも結構説いてる2013/01/21
ホグワーツ卒業生ナナツーコ
0
一般男性が女装に目覚めるまで、バイセルシャル(と本人はいうが私はパンセクシャルだと思う)になるまでの過程が丁寧に綴られていて面白かった。 著者のベンチャービジネスへのマインドの熱さに好感がもてる。 2008年といまから13年前の書籍であり、当時よりは性的マイノリティーも少しだけ生きやすくなった事情もあろう。理解者も増えてきた。そんないま、著者は目立った活動をしていないようだが、何らかの形で資金を貯めてまた復活してほしい。2021/05/20
maru
0
自分の知らない世界がみれておもしろかったです!2021/05/03