内容説明
知識と力、そして言葉。「トナール」と「ナワール」とは?シリーズ最高傑作との誉れ高い、再生の第四作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よう
10
シリーズ4冊中、どれか一つを読むならこれと言われて読んだ。はじめは何を言っているのかまるでわからなかった。ことばは簡単なのに。ただ読むのを止めさせないような不思議な感覚があり、途中から引き込まれてしまった。前の3巻も読もうと思う。2018/08/05
fried_bogy
1
なんだかすごいものを読んでしまった…。 これまで自分が読んできた本(『タコの心身問題』とか)で感じたことに引っかかる箇所もあったり。 とりあえず、ジェダイ好きや師弟もの好きはこのシリーズ読んてみてもいいかも(マスター・ヨーダや老林好きの私がドン・ファンやドン・ヘナロを好きにならないわけがなかった)。 とにかく、おもしろい。2020/03/30
でろり~ん
1
意義深く読み終えたシリーズでした。マチュピチュの国の人である著者のアメリカ生活での精神環境は、悟りとでもいっていいような概念を強く求め続けざるを得なかったのかもなあ、と思いましたです。仏教説話に語られる奇跡を単なるお話ととらえるか、高僧ならではの特殊能力と感ずるか。要は受け取る側の知覚コントロールになるんでしょうから、この本もピンとくる人には多大な影響を与え得るんでしょうね。人類の知覚についても明確な認知が出来ていない生命の不思議を考えると、こういう感覚はアリだとは思います。物理的にではなくですがね。2019/04/08
kanaoka 56
0
世界を認識することの美しさ、知覚の驚異、自我とは何なのか・・・ 新装カスタネダ・シリーズ、「ドン・ファンの教え」から読み始め、ずるずる引き込まれつつ、シリーズ最終話まで、到達してしましました。 とにかく、美しい世界に魅了されました。2015/03/26