内容説明
技術の発達により、いまや映像は、受け取るものから発信するものへと移行しつつある。著作物としての「映像」の歩みを概観し、映像製作の現場で実際に起こるさまざまなトラブルについての具体的な考え方を提供する。
目次
1 映像と映画(「映像」と著作権法でいう「映画」はどう違うのか;著作権法に「映像」という言葉はあるのか)
2 著作権の基礎知識―映像の著作権を知るための第一歩(保護される“著作物”とは;共同著作物とはどういうものか ほか)
3 映画の著作権の基本のQ&A(映画の著作物;映画の著作者 ほか)
4 映像製作と利用のための著作権Q&A(著作物と著作権関連;著作者人格権 ほか)
著者等紹介
二瓶和紀[ニヘイカズノリ]
大映文芸契約部長、東宝審査室を経て、元(社)日本映画製作者連盟著作権担当。元(社)日本著作権協議会理事・著作権相談員、第21回著作権功労賞受賞。日本ユニ著作権センター顧問著作権相談員
宮田ただし[ミヤタタダシ]
元文藝春秋映像企画部ディレクター、元日本ユニ著作権センター事務局次長。現在、映像フリーディレクター、WEBデザイナー。日本ユニ著作権センター顧問著作権相談員。第7回ヒロシマ国際アマチュア映画祭毎日新聞社賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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