内容説明
「インターネットと肖像権」「最近の裁判例の動き‐パブリシティ権の本質に関連して」の重要二章を追加。新たにQ&Aも加え、初心者にも重要ポイントがわかるよう配慮した「肖像権」理解への最良の1冊。最新判例や事件などの豊富な実例をもとに、第一人者が明快に「肖像権」の本質を語り、何が問題なのか、どうすればトラブルを避けられるのかなど、読者の陥りがちな誤解にも触れながら「肖像権」「プライバシー権」の基本的な考え方を示す!著作権研究者・実務者のみならず、マスコミ、エンターテインメント関係者、ウェブサイト運営者まで、必読の決定版。
目次
序章 肖像保護は写真機の発明に始まる
第1章 人格権としての肖像権
第2章 インターネットと肖像権
第3章 パブリシティ権とはどんな権利か―財産権としての肖像権
第4章 物にパブリシティ権があるか
第5章 最近の裁判例の動き―パブリシティ権の本質に関連して
付録 肖像権Q&A
著者等紹介
大家重夫[オオイエシゲオ]
1934年生まれ。1958年京都大学法学部卒業。1960年文部省入省。1970年文化庁著作権課長補佐。1977年文化庁著作権調査官。1988年文部省退職。1988年久留米大学法学部教授。2005年久留米大学定年退職。2005年久留米大学法学部特任教授。2010年久留米大学法学部特任教授退任。現在、公立大学法人九州歯科大学理事。公益社団法人国際日本語普及協会理事。特定非営利活動法人日本肖像権協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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