龍宮城―歌舞伎町マフィア最新ファイル

電子版価格
¥1,005
  • 電子版あり

龍宮城―歌舞伎町マフィア最新ファイル

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 246p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784778311704
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0095

内容説明

私という迷い犬が夢見た龍宮城とはどんなものか。下卑た欲望と野心を満たす容器であり、困窮し、蔑まれ、どだい無理の世界を生き抜く者たちのささやかで儚い夢の現場だった。龍宮城は、酒池肉林。白い靄は、アヘンの煙。アウトローたちは、白い粉の中を掻き分けながら、ひたすらに生きる!荒々しく生きる!現代の「なしくずしの死」を鮮烈に描く、感動のノンフィクション。

目次

プロローグ 歌舞伎町午前八時
第1章 境界線を生きるノワール・アクターたち
第2章 怒羅権の男
第3章 日本人たちの怒羅権
第4章 中国残留孤児三世と日本のヤクザ
第5章 中国人マフィアとその女
第6章 「なしくずしの死」を生き抜く
エピローグ 龍宮城の夢の跡へ

著者等紹介

小野登志郎[オノトシロウ]
ノンフィクションライター。1976年、北九州市生まれ。早稲田大学中退。各種の雑誌や実話雑誌に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこり

1
夜行列車が新宿に着くのは朝の5時だった。早朝の歌舞伎町はわたしの腰を境に上は清々しい朝の空気を、下はぐずぐずと夜の澱みを残していた。その落差を全身で感じていた。その街は15歳のわたしを魅了して止まないのだった。何も知らない、ただ通り過ぎただけの子供でさえ惹きつける街、歌舞伎町。その裏に生きるものたちの「ノワール・フィクション」。2011/09/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/463651
  • ご注意事項

最近チェックした商品