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内容説明
大量生産・大量消費ではなく、編み子さんたちの手によって、ひと目、ひと目、丁寧に編み上げられるスルシィのラフィアバッグ。モノづくりを通じて、社会課題に取り組む「スルシィ」の存在意義と10年のあゆみを綴った一冊。
目次
第1章 原点(両親から受け継いだマインド;ニットデザイナーを目指す;「海外で暮らしたい」―ロンドンに留学するという新たな夢 ほか)
第2章 再出発(新たな起業の発想 自分で得意な「編み物」×誰かの役に立つ「ビジネス」;思うように進まなかった最初の一歩;再びフィリピンへ―素材選びと市場調査 ほか)
第3章 スルシィ、10年の軌跡(工賃を定め、トレーニーから編み子さんへ;ブランディングとデビュー展;販路の開拓 ほか)
スルシィの10周年に寄せて
著者等紹介
関谷里美[セキヤサトミ]
株式会社スルシィ代表取締役。バッグデザイナー。女子美術大学短期大学部卒業後、イギリス・ギリシャへの語学留学を皮切りに、旅した国は40カ国を超える。1984年、東京・青山で輸入雑貨店「CAT HOUSE」をオープン。猫グッズや輸入雑貨ブームに乗りマスコミでも話題になる。2010年、CAT HOUSEを閉店。その後、リフレッシュのために訪れたフィリピン・セブ島の旅行中に民芸品のカゴと出会いフェアトレード事業構想へ発展。足掛け2年をかけセブ島の女性にかぎ針での手編み技術指導を行う。2011年11月、株式会社スルシィを設立し、現地自社工房では50人の編み子さんが働く。国内大手百貨店、ECサイトでの販売にとどまらず海外にも販路を拡大。日本とフィリピンを行き来している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。