内容説明
会宝産業の社員として、JICA民間連携ボランティア制度を利用して、憧れの地アフリカへ。そこで待っていたのは、思うように進まないプロジェクト、文化の壁。そして、なかなか動かない現地の人々の意識のすれ違い。異国の地で突きつけられる活動の厳しさと現実。2年間のボランティア活動を余すことなく1冊に!海外ビジネスを目指す若者に贈る奮闘記!!
目次
第1部(ガーナの地に立つ;ガーナって、こんな国 ほか)
第2部(本赴任へ;ガーナ農家の実情 ほか)
第3部(年始からの出張を終えて;オフィサーたちを味方につけて ほか)
第4部(1年を経て、成長した(?)エフィア
コスト問題で試行錯誤 ほか)
第5部(働き者の日本人が、のんびり屋のガーナ人から学べること;先輩女性隊員の任地にて田植えを手伝う ほか)
著者等紹介
山口未夏[ヤマグチミカ]
1990年11月30日福岡に生まれる。中学、高校時代を私立筑陽学園高等学校中高一貫課に所属し、卒業。その後大分県別府市にある、立命館アジア太平洋大学に入学。大学ではアジア太平洋学科・国際政治ガバナンスを専攻。その時アフリカに興味を持つようになった。大学卒業後は中古自動車部品を海外へ輸出する会宝産業株式会社へ入社。1年間、現場での業務を経て、JICAの「民間連携ボランティア」制度を活用し、2014年9月~2016年9月まで2年間ガーナで活動。会社に戻り、アライアンス課として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぽけっとももんが
9
JICAでガーナに派遣された若い女性の奮闘記。この手の本にありがちな情熱と空回りと落胆と、それでも現地の人々に寄り添っていきたいという気持ちが存分に伝わってくる。しかし個人レベルで支援活動というのは、かなり厳しそうだ(JICAというバックボーンがあっても)。資金や人材がある程度揃わないと、いくらやる気があっても二年の任期で課題を見つけてそれを解決するというのはなかなか厳しい。2018/11/04
ame
1
まず相手を知ろうとすることが大事なのは、どんな職種でも共通なんだな。あとがきがとても良かった2019/06/08