内容説明
NEWエコ素材&技術を紹介する最新作。「透湿」を知れば自然住宅で200年以上住める。船瀬俊介氏との対談つき。
目次
第1章 自然派の住まい
第2章 結露講座―結露の「根」を知ろう
第3章 断熱―断熱の「根」を知ろう
第4章 ベカラズ集―断熱屋の遭遇した珍工法、ダメ建築
第5章 偽・高気密論に終止符を
第6章 読者からのおもしろ便り
終章 日本の住宅建築を考える、斬る!
著者等紹介
山本順三[ヤマモトジュンゾウ]
1937年、富山県小矢部市生まれ。「断熱屋」を名乗る。「Zテクニカ」代表。1979年からエコ断熱材セルローズファイバーを使った断熱の施工を手がけ、その経験のなかから断熱・防音・無結露などに絶大な力を発揮する「Z工法」を創設、確立。その方法と理論を、処女作『この本を読んでから建てよう』(三一書房、品切れ)で世に問うて、大反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
0
著者の山本理論という家の構造・建材についての式がある。セルローズファイバーとは天然の木質繊維のことでアメリカでは断熱材のトップシェア40%を誇るエコロジー断熱材である。耐震性能以外の防虫などについてもチェックする必要である。反響音は個人的に気になる部分ではある。ラストに面白くないギャグがある。2015/10/03
シスターがちょん
0
無添加住宅から送られてきた。前も読んだ本と同じ著者で内容は無垢材無暖房で生活できるという優れもの。それとは別にオールアース住宅をと考えさせられている。工事費が、4500円の壁面㎡単価と工賃大工さん1~2人/日かかるそうな。生体エネルギーとの違いが分からない。2015/07/03
ポコ
0
今までの,ハウスメーカーを中心とする日本の家屋に異を唱える一冊である。外気と内気とを遮断する今までの住宅は,長年住むことに不適であり,セルローズファイバーやグラスウール等,本書で紹介されている素材こそが最適であるという例を多く紹介する。 ただ,日本の家屋は実験を重ねた上で,コストその他の要素を加味して現在の建材を使用していると考える。新たな建材を否定するわけではないが,本書登場の建材が神の如く紹介されているので,筆者視点の偏りを考慮しつつ読むことをお勧めする。または自分で詳細に調べるべし。
gadget
0
セルローズファイバー2009/10/26
-
- 和書
- プライベートな星空