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内容説明
警官の吉積は、火災現場で高校の先輩・蓮と七年ぶりに再会する。昔と変わらず美しく飄々とした蓮は、目に見えないはずの手がかりを吉積に伝えて去り、直後に吉積は蓮と同じ特殊部鑑識課に配属された。蓮は感覚が異常に鋭敏な“センチネル”で、吉積は彼をサポートする“ガイド”に選ばれたのだ。能力を役立てることを至上とする蓮は、捜査で成果を上げるためだけに、ガイドとの絆を作る行為―つまりセックスしようと言い出し…。
著者等紹介
安西リカ[アンザイリカ]
出身地/福岡県(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
19
ガイドである警察官の吉積×視覚センチネル中条。子供のころから五感過敏に苦しむセンチネルたちの境遇を思うと、保護とはいえ他人の役に立つことに存在価値があると洗脳されてるようで痛々しかった。2025/04/27
史
4
作者読み。センチネルバースというのは初めて読む。中々ボーイスラブ界隈は広いですな。超感覚とその相棒の警察なバディであり、しかし命をかけるその理由の差異がキーとなっております。絆を高めて愛を深めたからこそ起きるすれ違い。悲恋で終わりそうな中で、この作者は希望をもたらしてくれる。そこが良いのです。悪くない。2025/02/13
きなこチロル
3
初センチネルバース。こういう感じなのね。警官の吉積佑は火事現場で、高校時代の先輩・中条蓮と再会しガイドにならないか?と突然スカウトされる。中条は視覚が異常に発達し視覚の特殊能力(センチネル)が備わっている。小さい頃から特殊な環境の中で育ってきたため、常識が分からずどこか抜けている。吉積は中条のガイドになり何かと世話を焼く。国のために役に立ちたいと執念に駆られて危うかった中条は、自分のために生きてほしいなぁと思う。和久井兄弟も。2025/01/16
emimn
2
★★★★ honto2025/05/28