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内容説明
テリオラ公国皇太子の隠し子である彰信は幼少期以降日本に住んでいる。ある日、父の重体を知らされ、自分を捨てた国の地を強制的に踏むことになった。彰信を呼び寄せたクロードは学生のとき甘いひと夏を過ごした忘れられない人だ。七年ぶりに再会した彼に抱き締められ、過去の日々を思い出し心が揺れてしまう。日本に帰してくれない偏屈なクロードに複雑な気持ちを抱えていたが、突然彼から口付けられて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
14
テリオラ公国の公族クロード×公国元首の隠し子アキ。母子ともに公に存在を認められず母国では幽閉され、日本に帰され既に社会人として働いていた受が、元首の事故をきっかけに母国へ拉致られても「自分が来たって誰も喜ばない、日本へ帰せ」って言いたくなって当たり前。攻の事情が明らかになっても、攻の価値観で勝手に事を強引に進めるのはダメだとしか思えないな。自分は直接会えなくても、裏工作を進める前に何らかの方法で自分の気持ちや受の意志を確認しろよと思ってしまった。2021/02/16
有川槐
3
ちょっと主人公が幼い感じがしたけど、日本育ちの平和ボケのせいと思えばこんなもんかなー。クロードが冷たい攻め男担当と思って(ひのもとさんのクズ攻めはわりと好き)て、どんな酷い目に遭うのかと浮き浮きしてたんだけど、凄く一途でちょっと反省した。でも酷い目にはちゃんと遭うのよ。。それにしてもジャンからでも事情は説明できなかったんでしょうか。一方的に捨てられたと思ったら頑なにもなるわなー。ハピエンで何よりだけど、最後までアキ至上主義なのに日本に帰られてしまうクロードに不憫なものを感じてしまった。。2021/01/19
ひっぽ
0
★★★★☆2021/12/21