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内容説明
悠は巨大企業樫原グループの常務である兄の秘書を務めている。オメガだが発情を薬で完璧に抑え、恋愛には目もくれず兄に尽くしてきた。だが常務の一人・紘隆の匂いにだけは反応してしまう。紘隆は軽薄そうに悠を誘ったかと思えば、仕事ではカリスマを発揮する掴み所のないアルファだ。惹かれる気持ちを必死で隠していた悠だが、紘隆のオフィスを訪ねた際、女を連れ込んでいた彼のフェロモンにあてられて発情してしまい―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黎明卿（禍腐渦狂紳士タッキー）
67
【見た目はすごくアルファっぽいのに、反応はやっぱりオメガだね。すごく可愛い（紘隆）】エロス度★★★★★巨大企業樫原グループを舞台にした常務αと常務である兄を支える秘書Ωの恋。〝魂の番〟をテーマにしたオメガバ作品で、何故か紘隆の匂いにだけ反応して発情してしまう悠のエロさが魅力的♡秘書として優秀な悠が紘隆の匂いにだけ乱され振り回されるのがたまらなく、兄の佑との仲を誤解してしまうくらい悠への執着や独占欲で余裕を失くし冷静さを欠く紘隆が最高でした♡紘隆のSっ気な言葉責めや悠のエロ可愛さが悶える濡場もよかった✨2020/11/15
きょん
16
巨大グループ企業執行役員直系α・紘隆×傍系役員秘書・悠。作者様らしい余裕のある遊び人でSっ気のある攻とおぼこな受という組み合わせ。お気に入りを自分のものにしたいだけって感じでいま一つ攻の愛情が感じられない。Hの最中に淫乱呼ばわり的なセリフを言う攻が苦手なのもあるかも。あと何となくこの攻浮気とかしそうなんだよな。2020/11/17
イカまりこ
5
アルファだらけの中で仕事するオメガっていうの結構新鮮だったかも。オメガだとバレないくらい順調に生活できてたのに、出会っちゃったのね～。でも魂の番って存在が夢みたいな状況で、そんなこと思いもしない受け。この作品の設定ではうなじを噛むってことも珍しそう。それだけオメガの扱いが酷いのかも。正直、受けが攻めの前で泣いてぶちまけるにはもう一波乱欲しかった。なんだか涙が説明のために見えちゃって、イマイチ萌えん。さらに結末のあとに数ページ、その後のいろいろを捕捉して欲しかった。まぁいろいろ妄想して楽しむからいいけどねw2021/03/07
ももちゃん
4
攻めが受けの兄弟と受けの仲を誤解するのが読みたくて読みました。満足(∩^-^∩)2020/12/29
tanya
2
作家買い。義月さんらしい傲慢な攻と仕事で負けない受でした。意地の張り合い？展開で体はエロいで楽しく読了。2023/06/18
