ショコラ文庫 ふわふわ花神様、炎の皇帝に娶られる

鹿嶋 アクタ【著】

心交社（2020/01発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 371p／高さ 15cm
• 商品コード 9784778128470
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

美しいが花を咲かせるくらいしか能がない名もなき神は、天界で沐浴中、全裸で現世に召喚された。喚んだのは炎帝国の皇帝・緋皇。戦神を喚びたかった緋皇は落胆したものの、「妃になってください」と熱っぽく懇願してくる。彼の気概と精悍な姿が気に入った神は加護を与えるつもりで頷くが、男同士だし形ばかりの婚姻だろうという予想を裏切り、緋皇は初夜の床で狂おしく神を求めてくる。童貞処女の神は困惑し逃げるが―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[蓮]

名もなき神様(のち花神様)と彼を召喚した皇帝・緋皇。まさにタイトル通り、頭の中がふわっふわで、花を咲かせる能力に特化した神様のお話ですが…。神であるゆえんか、あまりの可愛さに一目惚れで頭があがらず、彼のほわほわさ、おとぼけ加減が絶妙で緋皇がペース乱されっぱなしになってるのがツボった。神様だから？こその執着のなさ、そんな彼が緋皇に惹かれていき、恋をもてあましぎみなのも面白かったし、緋皇の花神様への尊くも一途な想いも素敵、おあずけされても我慢の一択に萌え萌え。予想外のラストも良かった。

2020/02/10

[つき]

出会いの場で鼻血吹いちゃう皇帝が良かった。 イロイロお預けな神様のワガママが可愛くて、頑張って堪えてる王様が不憫なような笑えるような。 後半はうって変わってドキドキが一杯でした。 でも、凄い状態なのに愛を深めちゃう皇帝にやっぱり笑ってしまった。シエンのツッコミが的確でかなり有能な神使でした。

2020/02/02

[kumo]

ストーリーは想像していたのとは全然違って、表紙を見て受けの花神ともすれば顔を赤くしてドキドキする可憐と思いますが、え？結局攻めの方が顔を方が赤くて可愛いじゃ？(｀・ω・´)

2022/11/18