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内容説明
あの時、俺は間違えた―。35歳のクリスマス直前、翔太は彼女に振られた。気づけば周りは彼女持ちや結婚済みで虚しさを覚える。そんななか思い出すのは元彼女ではなく、大学時代に出会った太一だ。強面でとっつきにくそうな第一印象だったが、付き合ってみると妙にウマが合って気のおけない友人になった。だが五年前、酒に酔って一線を越えてしまう。酔いが醒めた翔太は動揺し「男同士なんてありえない」と口走ってしまい…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きょん
12
「にわか雨」「ツキミノル」に出ていた二人の17年間の軌跡。無自覚×自覚あり。2017/10/31
へへろ~本舗
9
10年以上の両片想い。好物です。2017/10/09
雪森
6
親友同士で両片想い、好きな題材だけどこの作品は大半が好きな気持ちを認めたくないとか、諦めなければという否定的部分を押し出した文章展開だったので読んでる内にずーんと暗い気持ちになってしまった。攻め、受けのキャラクターは愛されキャラでいい組み合わせだったので恋人同士になってからの展開はよかった。絵師さん違いで他の作品とリンク作になっていて皆ホモか…とそちらも気になる。2017/12/30
cikorin06
6
図。受けの多田がもう好みのタイプで普通?の話だとうまく持って行って攻め側に回るのでしょうが、ノーマルで女の子が大好きと公言する翔太の事を想い受ける側に…。愛ある思いやりの心に(´Д⊂グスン。しかし、蓼食う虫も好き好きな攻めで女の子から何度も振られるのが当然の大馬鹿者で好きになれない人だった。三部作で終了なのかな?最初【にわか雨の声】から一気に読みたい作品でした。2017/12/26