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内容説明
ある事情から女として出生届を出され、日本画家である祖父と二人で暮らしている入江冬姫は、いなくなってしまった飼い猫を捜している時、銀座で画廊を経営しているという紳士然とした久慈貴仁と出会う。彼は十三年前に冬姫の母の葬儀で会ったことがあると言い、祖父への仕事の依頼とは別に、結婚を前提とした付き合いを申し込んでくる。冬姫ははっきりと断るが、貴仁は諦めず家を訪れる度に求愛してきて―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たべもも
28
★★★☆☆。ｲﾗｽﾄ買い。弓月さんの王道、不憫受け×年の差大人攻め。受けの不憫さはじーさんに振り回される位なのでとてもﾗｲﾄな読み心地。受けの言葉使いが中途半端に子供っぽくなるのが気になる。やるならもっとやって欲しい。甘い攻めは大好きですが、せっかくの隠れ黒ｷｬﾗ設定をちょっと生かして欲しかったな。笠井さんのｲﾗｽﾄでなければｷﾋﾞしかったかも、な読後感。2015/06/14
りんご☆
10
読了2016/06/04
かすが
9
弓月作品はこれで2冊目です。読みながら何か一波乱あるのかと思っていたのですが、特に大きな事件みたいなものも起こらず（あえて言うなら祖父の暴力で入院くらい？）、平坦に進んで終わってしまったため、読後の印象も正直薄いです。なんかいろいろ言ってたわりにどのキャラも終盤で手のひらを返すというか、あっさりしすぎ…。前に読んだ作品がツボだったので期待しすぎたのでしょうか…。ただ、幼少からずっと好きでいるという攻めは良かったような。個人的にはどちらかといえば珠樹の方が気になるので、彼の話が読みたいです。2015/08/23
ももちゃん
8
おじいちゃん酷い人すぎてこれからどうなるんだろうとドキドキ読んでたらあっさり態度が変わってそのまま終わってしまった 攻めはとっても良い人だった。受け4歳の時に出会ってそのまま想い続けてるのちょっときもいけど好き笑 冬姫ちゃんかわいかった 当て馬へよくわからないひと。でも嫌いじゃないよ。 挿絵も素晴らしい！美しい！2019/07/31
うにすけ
8
表紙につられて挑戦。おじい様が怖い…完全に虐待じゃないのこれ！と思ってたのに、後半になったら普通の頑固親父風になったのはもったいないような。幼女？なイラストが可愛かった～～！！もっと見たかったです。幼いときから惚れてますシチュは好きだわ～。2015/08/01
