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内容説明
男女関係のトラブルに巻き込まれ、利き手を縫う怪我をした大学生の岡崎充彦は、当事者である美容師の神田修平と夕食を共にするようになる。人つきあいが苦手で友達もいない充彦は、男女問わずつきあえる遊び人の神田と話が合うとは思えなかった。だが、一緒に食事をするたびに傍にいる心地よさが増していく。そんな中、神田にキスをされそうになった充彦は激しく動揺するが、当の神田に軽く「冗談だよ」と流されて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
扉のこちら側
44
初読。2015年223冊め。神田の魅力がいまいちわからず…星野の方が包容力がありそうだけど。そしてキャラがたってる弟が気になってしまう。2015/03/06
たべもも
30
★★☆☆☆。作家買い。コミュ能力低い受けが誰にでも愛想の良いモテる攻めに気に入られるパターンは割と好きですが、ひのもとさんのダメ攻めの中で一番ダメでした。ただ軽いだけならまだしも、煩わしい事からすぐに逃げるような人には魅力を感じません。あと、周りの人が口を挟み過ぎ。微妙な読後感。2015/02/14
きょん
27
ひのもとさんの書かれる駄目な人達ってその辺に居そうで、リアルでは関わりたくないけど何だか憎めない。しかし、あとがきで「包容力攻」を常に目指しておられるとあり、そこが一番驚愕だったかも。不満は、受けに怪我をさせた女性がその後全くバックレてる所。警察沙汰になっても仕方ないレベルなんだから、何かしら誠意を見せるべきだし、そこは攻めもきっちり落とし前つけさせてほしかった。食事の世話だけなんてぬるいぞと思うんだけど、それが出来ない攻めなんですよね、ホントに残念な大人だ。2015/03/05
ユキモリ
18
辛口感想が多いですねぇ。たまにクズ攻(クズ受は苦手)が読みたくなるのでこの攻くらいなら許容範囲内。何を考えているのか分からない攻に、受と一緒に振り回されるのがイラッとしつつもあれこれ想像できて楽しい。ひのもとさんの話の中では「ソネット」が好きなので少数派の感想かも。2015/02/18
ゆきんこ
14
作者買いです。イケメン美容師×パッとしない大学生の話でした。攻めの神田がなぁ~ぐずぐずしすぎでしょ!星野の立ち位置も良く分からない感じがしたし・・・。付き合いだしてからの神田は打って変わってベタ惚れ感丸出しだったので、途中が少し残念な感じがするお話でした。2015/02/12