- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・少女
- > ティーンズ・少女その他
内容説明
数多の恋愛を経て、小田島達朗が佐倉治樹と付き合いはじめて一年。小田島の仕切る家具工場で働く、地味で控えめな恋人を小田島は愛していた。そんなある日、本社の叔父に騙され取引先の娘と無理やり見合いをさせられてしまう。勘違いし傷ついた治樹の誤解をどうにか解いたものの、治樹は妙に小田島に遠慮するようになってしまい…。「遠くにいる人」シリーズ第二弾。治樹の幼馴染・三津のサイドストーリーも収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みずほ
25
小説★★★★☆ 挿絵★★★☆☆ 副工場長×工員。「遠くにいる人」の1年後。小田島と付き合い始めて幸せな日々を送るハルだが、小田島が見合いをしたと知り、生来のネガティブ思考に拍車がかかる。卑屈すぎるハルが少し自信をもてたのが進歩。小田島はずいぶん誠実な男になったな(笑) しかし、叔父さんと友里も人の話聞かなさすぎだな。三津はハルのこと恋愛感情で好きだったのか~。幼馴染みにしては過度の庇護欲もそれなら納得できるわ。そりゃ、小田島のこと嫌いなわけだ(笑) ここは、臼井に頑張ってもらおう。臼井×三津のスピン希望2013/05/30
アネキ
20
続編。どうしようか迷ったけど、帯の言葉につられて購入☆まぁ、健気受けしてたかな~って感じ(^_^;)前作で攻め様が異常にひどいヤツだったにも関わらず、あまり泣けなかったのがなぜなのか未だ不明www文章の問題なのか・・・・どういうテイストで書いているのか作者の意図が解りかねた(^_^;)健気受けなら健気受けらしく書いてくれ!!泣かしてくれ!!!三津クンのショートもあったけど、なになに、三津クン超ブレブレですよ(^_^;)なんとなくオイラには合わずorzイマサラかわなくても良かったのかも(/_;)2013/06/12
きょん
19
誰しも好きになった人を全身で信じたいし預けたいと思うけど、幾度も期待を裏切られるから臆病になっちゃうんだよね、とハルちゃんのネガティブさに肩入れしながら読んでました。ただ、そのままでは幸福を享受できないというのも真実だろうし、今回またひとつ強くなることができたんじゃないかなあ。小田島は改心したというか、年を取って散々遊び倒した男が堅実地味な女と見合い結婚した時の心境なんだろうなと、まだちょっと「攻めざまあ」度合いが足りない気持ち。みっちゃんは今後どうなっても小姑ポジションはキープして欲しいな。2013/03/15
那義乱丸
16
またしても辛口御免。前作ほど苛々はなかったけど今度は少々退屈だった。お仕事場面とか必要だったのかな?読んでて変に気が散ってしまった。そして治樹のネガ思考は相変わらず、愛する人の未来のためなら私が身を引きますってどこの悲劇のヒロインだよ。小田島が人間性が変わるほど治樹に惚れる理由がさっぱりわからない。あと、びっくりが三津!個人的に総ホモは好物だけどこれはちょっとビミョーな心境に。まぁ、それによってこれまでの過剰な言動に納得はいったけども。でもなぁ…。うーん。私、ひのもとさんとはツボがかなりズレてるようだ。2013/08/20
メイ&まー
16
ひっさびさのBL小説!あー楽しかった。前作同様、お互いの思いや行動の噛み合わなさにじりじり。。小田島は治樹のことを突拍子もないと言うけど、私は治樹の気持ち寄りで読んじゃうな〜。小田島にはもっっっと治樹をベタベタに愛してほしい。ちょっとクールなんじゃないかと思ってしまう…。どうでもいいけど小田島が自分を「僕」って言う、あの坊ちゃんな物腰はなんか萌えます。しかし、今回は三津と臼井が意外にもツボだった!結構ページ割いてる割にあんなとこで終わるなんて。。もっと読みたかったよぅ。スピン出たら絶対読みたい!!2013/08/01