ＣＨＯＣＯＬＡＴ ＢＵＮＫＯ 狼さん探偵物語

石原 ひな子【著】

心交社（2012/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 255p／高さ 16cm
• 商品コード 9784778112608
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

動物嫌いの今朋広には、皮肉なことに人狼の血が流れている。そしてもっと皮肉なことに、職場である探偵事務所の所長・山野辺徹は完璧な狼男だ。有能だがやる気のない山野辺に朋広はいつも腹を立てているが、同時に、彼の放つ“雄の匂い”に強烈に惹きつけられてもいる。すぐに興奮してしまう体を必死で隠し、山野辺と距離を置いていた朋広だが、調査のため山野辺と一緒に全寮制の名門校に潜入することになってしまい…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[このん]

作家買い。『狼さんがやってきた』のスピンオフ。前作が好きだったので購入。山野辺探偵事務所の山野辺と、そこで働く事になってしまった朋広そして、前作のサクと3人の事務所。ここで働く3人はみんな人狼。山野辺の匂に発情してしまう朋広。根性で押さえ込む。可愛かった。ムクさんのイラストが素敵。(3060)

2012/06/24

[きょん]

なるほどこりゃツンデレだわと思いましたが、できればもう少しデレ場面が多いと良かったかな？フェロモンによる肉欲オンリーとも思われる部分が多かったのがちょっと残念。ツンデレの初めから惹かれてる描写があればなお嬉しかったかも。しかし詰襟着ただけで高校生に見える20代ってのもすごいな。

2012/03/16

[楓]

多分…前に読んだんだろうなぁ〜 なんか、うる覚えだけどデジャブ感ハンパない( ；∀；) せっかく、古本屋さんでみて悩んで買ったのに…ゲンナリ。。 内容は悪くはないけど…残りもしない。 多少キュン？とはするものの多少の域だった。

2017/07/26

[みずほ]

小説★★★☆☆　挿絵★★★★★　初読み作家。前作未読でも問題なし。探偵事務所所長（人狼）×事務員（人狼と人間のハーフ）。山野辺は男も女も惹きつけるフェロモンの持ち主。山野辺の匂いに発情しっぱなしの朋広。朋広の欲求不満解消のために始まった身体の関係から恋愛に発展する話。朋広の普段のツンデレと発情したときの獣っぷりのギャップが面白い。山野辺の言う「獣の番の習性」・・・一生朋広を放さないってことね。小説の満足度は３．５位。ムクさんの挿絵が可愛くてお話にぴったり♪　山野辺は表紙のようなケモミミにはなりません（笑）

2012/04/14

[まふぃん]

こちらも人狼ものですが、ほのぼのしていたかな。前作を読んでいなかったので、サクさんの話も読んでみたい。

2015/09/25