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内容説明
家事能力のないサラリーマンの長永宏伸が、心優しき隣人・逸木典章に食事の世話をしてもらうようになって三年。宏伸は、典章が妻で彼の娘・茉莉衣が自分の子だったら―という妄想つきの恋心を胸にしまっておけなくなっていた。けれど美しい典章が自分のような駄目な年下男を相手にするとは思えず、諦めていた矢先、茉莉衣が「ひろくんがお父さんでパパがお母さんだったらいいのに」と夢のようなことを言い出して…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
このん
26
最近のBLには、子供ネタを持ってくるのが多くなってる。子供の存在って大きい。相方との縁を切る事は出来ても、子供との縁は切れないからね(^_^;)ムクさんのイラストもあってて良かったです。(3054)2012/06/09
マッコリ
16
旧版を読んだときも母親に対する態度とかにモヤっとしたけど今回もモヤモヤしちゃったなあ。宏伸も典章もどーにも魅力を感じない。あとがきにあったようにカミングアウトして仲良く鍋を囲むまで読みたかったなー。【P】2013/04/02
りんご☆
14
読了2017/12/04
ふみ
14
長水宏伸（隣人ナマグサ会社員・26歳）×逸木典章（バツイチ子持ちの翻訳家・28歳）子育モノ＆絵師・ムクさんに惹かれてゲット！サクサク読め可愛いお話でした（10年前の作品？）両方の視点から進められているお話だったので、その点がヨカッタかな？かなりのへタレ・宏伸君だったので、進展するのか心配したけれど…『ひろくん捕獲大作戦』と、おしゃまな茉莉衣ちゃんがパパと作戦を立て、まんまと捕らわれちゃった宏伸君でありました^m^その後、色々家族騒動もあってハラハラもさせられましたが、かえって家族の絆が深まったかな♪2012/02/12
ちびのすけ＠灯れ松明の火
13
小椋ムクさんのイラスト買い。新装版でした。読んだ記憶がないので良かったf^_^;)表紙を見て、黒髪同志が親子で茶色の髪の人が親子の面倒をみる健気受けだと思い込んでました。が、全然違う展開で、典章茉莉衣親娘のなかなかな性格が楽しかった。策略？にまんまとハマったお隣の宏伸がモノグサで良かったね（笑）途中登場の元妻の身勝手ぶりや宏伸の母の強い思い込みに振り回される三人。どちらも旦那さんがまともな考えの人で救われた。ヘタレな宏伸が父に告白するシーンにはジーンときた。いつかちゃんと母親にもうちあけて欲しい。2012/02/20
