出版社内容情報
乳がん治療の最新情報を詳しく解説
乳がんは他のがんに比べて発症する年齢が比較的低く、40歳代でピークを迎えます。女性のがんで最も患者数が多いがんではありますが、早期に発見されるケースが多く、死亡率はそれほど高くないのが特徴です。
治療法の進歩はめざましく、からだへの負担が小さい手術や、外見の変化が少ない再建方法、新しい分子標的薬などが次々に現れています。その一方で、インターネット上ではさまざまな情報があり、何を信じればよいのかわからなくなっている方も多くいます。
本書では、国立がん研究センター中央病院の先生方の監修のもと、読者の方が知りたいことについて丁寧に解説します。
『国立がん研究センターのがんの本 乳がん』の改訂新版で、「国立がん研究センターのがんの本」シリーズの4冊と同時発行。
世界的に増えている乳がん/乳がんは乳腺にできるがん/女性ホルモンの分泌期間ががん発生に影響/罹患率は高いが死亡率は比較的低い
第1章 乳がんが疑われたら
第2章 乳がんの治療
第3章 乳がん手術後の注意
第4章 乳がんの再発・転移
第5章 心のケアと療養のこと
木下貴之[キノシタタカユキ]
監修
田村研治[タムラケンジ]
監修
内容説明
病期やサブタイプでことなる治療の選択肢を易しく解説。最新の薬物療法や乳房再建術、再発・転移の治療まで。
目次
基礎知識
第1章 乳がんが疑われたら(乳がん検診;ふだんの乳房の状態を知っておく ほか)
第2章 乳がんの治療(治療を始める前に;乳がんの病期(ステージ) ほか)
第3章 乳がん手術後の生活(手術の後遺症とその治療;手術後のリハビリテーション ほか)
第4章 乳がんの再発・転移(治療後も定期チェックが必要;タイプ別の再発リスク ほか)
第5章 心のケアと療養のこと(がんと診断されたら;家族はどのように向き合うか ほか)
著者等紹介
木下貴之[キノシタタカユキ]
国立がん研究センター中央病院乳腺外科科長。乳腺専門医・指導医、マンモグラフィ精度管理中央委員会読影認定医、乳房再建エキスパンダー責任医師。高度医療評価制度で実施しているラジオ波熱焼灼療法(RFA)=乳房を切らない治療の研究代表者。形成外科と緊密に連携して、乳房再建など整容性の高い手術を行っている
田村研治[タムラケンジ]
国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科科長/通院治療センター長。日本内科学会認定内科医、日本臨床腫瘍学会、がん薬物療法専門医・指導医。専門は乳がんや婦人科がんなどの抗がん剤治療。未承認薬の治験や臨床試験、創薬に関する研究も行う。通院治療センターにおいて、日常生活を送りながら外来で化学療法を受ける患者さんをサポートする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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